2016-10-09 (Sun)
21:14
✎
10月6日は山形旧市内最後の豊烈神社の例大祭が行われる日。
今年は、このお祭りの中で誰にも知られることなく、ひっそりと行われた、
ある大感動のドラマが有ったんです。
義父は、この神社で長らく神主をしてきたんですが、最近体調を崩し第一線から退き名誉宮司として陰から支えていたんですが・・・・・
今年2月、救急車で病院に搬送され、その後気管切開をしてベッド上での生活が始まったんです。
ただ、意識ははっきりしているので、こと有るごとに、嫁さんに色々指示を出していたんですが、特にお祭りの事が気になって落ち着かない様子。
幸いな事に、入院したのが神社の隣の至誠堂総合病院。
看護師さんやリハビリの先生達等の皆さんが義父の気持ちを理解してくれて
義父にお祭りを見せる大作戦を計画してくれたんです!
外に出てお祭りを見せようとしてくれたんですが、義父が固辞
それならばと、二階の窓から見せる事にして、そこまでの移動と必要な医療資器材の準備等綿密に計画を立ていざ本番を迎えました。
13:20 関係者義父のベッドに集合
御神輿が出発する時間に間に合うよう、テキパキと作業開始。
まずは、ベッドから車椅子へ移動させ二階のリハビリ室へ。
ベッドから車椅子に移動させるだけでも大変なのに、酸素ボンベや点滴の移動
見ているだけで頭が下がります。
神輿が出発し・・・
日本に3ヶ所しか残っていない打球が始まります。
「ソヤサ! ソヤサ~!」神輿の威勢のいい掛け声や太鼓の音が鳴り響く中
病院の2階では、
静かに、誰にも知られることなく感動的なドラマが行われていたのです。
これらの伝統行事を2度と見る事が出来ないだろうと思っていた義父は、二階の窓越しからしっかり目に焼き付けていたようでした。
あとで、看護師さんへ御礼に行った時、看護師さんも感動したらしく涙目になっていました。
まるでTVのドラマの様な病院側の感動的な心遣いに、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。
あと何回見る事が出来るでしょうか・・・・・・・
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Last Modified : 2019-06-11
No title * by トシヒコ
> ふうさん
そうなんですよね~
皆さんに感謝です。
そうなんですよね~
皆さんに感謝です。
No title * by こうち
良いお話でした。
外を固辞されたお義父様も、素敵な方なんですね。
外を固辞されたお義父様も、素敵な方なんですね。
No title * by トシヒコ
> こうちさん
ありがとうございます。
本当に病院スタッフには感謝です。
ありがとうございます。
本当に病院スタッフには感謝です。
No title * by ジョリー
感動的なお話ありがとうございます。
お義父様も喜ばれたのではないでしょうか。心温まるドラマですね。
お義父様も喜ばれたのではないでしょうか。心温まるドラマですね。
No title * by マッカラン
いい話ですね(´;ω;`)
僕からすれば新庄祭りみたいなもの
祭り男にとっては生きがいですね
病院の神対応に感動しました^^
僕からすれば新庄祭りみたいなもの
祭り男にとっては生きがいですね
病院の神対応に感動しました^^
No title * by トシヒコ
> ジョリーさん
今日も見舞いに行ってきましたが、ありがとうといてくれました。
今日も見舞いに行ってきましたが、ありがとうといてくれました。
No title * by トシヒコ
> マッカランさん
そうなんですよ~
流石至誠堂病院!
そうなんですよ~
流石至誠堂病院!
お義父様、病院の皆さまのお陰で
お祭りが見れて良かったですね^^