2017-11-14 (Tue)
09:15
✎
長井ダム奥に有る三淵渓谷を案内して頂きました。
そこは、長井の伝統行事の黒獅子祭りの発祥の地ともいわれる、それはそれは
はかなくも悲しい卯の花姫伝説と、迫力満点の渓谷なんです。
現在はボートで行けるんですが、今回は昔の山道を使っての廃道探検です。
長井市のアヤメ温泉さくら湯前から奥に5~600m入った所から入っていきます。
以前は「三淵渓谷入り口」の看板が有ったんですが今は何もなく、ただ道跡が微かに分かる程度となっています。
(さくら湯は、数年前に井戸が故障し休園状態だそうです。)
7:20 駐車場発
車は1台分登山口に有る他、直ぐ上に1台分の待避所が有ります。
営林署でしょうか、杉の枝打ちした後だったので、踏み跡が有り歩きやすくなっていました。
沢沿いに100mほど歩いて行くと、左側に炭出しに使った荷車用の車道跡が出てきますのでそこを歩いて行きますが、九十九折に登って行くので、私達は車道を串刺しに直登していきました。
7:50 尾根道
今まで急斜面を登ってきましたが、尾根道になったら平坦な道になって一安心。
ところがどっこい、とんでもない急登が出てきて細い木の枝を伝ってようやく登りあげることが出来る所が何か所もあります。
ある程度登ると、今度は平坦なブナ林の中を進んで行きますが、所々藪になっていて、持参したノコギリで道を切り開きながら進んで行きます。
急斜面のトラバースを数ヶ所渡り切ったと思ったら、今度は急斜面の急降下。
この写真は、登っているのではなく下っている所なんです。
ここを下りきった所が三淵渓谷。
11:20 三淵渓谷到着
いや~きつかった・・・・・
川底に降りたって眺める三淵渓谷入口と三淵神社跡
(長井ダム建設時湖底に沈むため対岸に引っ越した後です)
こちらが、狭い渓谷を通り抜けて卯の花姫が身を投げた所に進んで行きます。
昼食後、帰るコースです。
対岸の断崖絶壁を登って行くんですが、超ビビりながらの帰還になります。
川を渡るのもサーカス並みのバランス感覚が必要です。
現在は水量が4m以上少なくなっているので渡れますが、春先などは無理です。
13:10 超急登を登りきって休憩
川底から超急登を、ただひたすら登り続けて1時間。
登山ではなくクライミングに近い参拝コースでした。
ようやく急斜面のトラバース帯の手前に到着し休憩です。
登る途中で眺める、三体山や柴倉山
↓三体山 ↓合致峰 ↓柴倉山
超急登や急斜面のトラバース、痩せ尾根の急降下・・・・・・
私の登山人生の中で5本の指に数えられるような難コースでしたが
最後に沢山のお土産もいただきました。
飯豊地区と長井市の散居集落の展望。
難コースの疲れを、心のお土産で癒してくれます。
このコースが昔は参拝コースだったとは・・・・・
昔の人は凄かったんだな~と改めて思いました。
今回の感想、女性は傷物になる他、汚れた体になるので向かないと思います。
今回の概要です。
適当に線を引いたので、正確なものはokusannの報告のリンク参照してください。
今回案内して頂いたokusanや早川さん本当にお疲れさまでした。
心に残る山行となりました。
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Last Modified : 2019-06-11
No title * by リク です。
トシヒコさんの登山人生の中で5本の指に数えられるような難コースを登られたのですね、私なら倒木一本の上をサーカスの様に渡り川を越えなければ行けない様な山では無理です。でも登り切った山頂からの素晴らしい風景を見たり沢山のキノコのお土産も頂けたなんて、やはり頑張ったご褒美なのでしょうね。
ナイス
ナイス
No title * by nadeshikokobuta
いやはや、、、並の人は歩けませんねと言うより歩こうとしませんよね^^
あの断崖を登るのも丸太を渡るのも身体能力がないと無理ですよ
あの断崖を登るのも丸太を渡るのも身体能力がないと無理ですよ
No title * by step1248
5月のボート編を見ました、峡谷の幅が狭い分、絶壁を見上げた時の迫力が凄いですね。
今回は入口まで険しい道?を歩たんですね、ここまで来るともうチョッとした探検家ですね、女性に限らず怖そう(笑)
今回は入口まで険しい道?を歩たんですね、ここまで来るともうチョッとした探検家ですね、女性に限らず怖そう(笑)
No title * by トシヒコ
> 黒柴テツさん
そういわれればそうですね~
今度もっとべったりくっつくように話しておきます。
そういわれればそうですね~
今度もっとべったりくっつくように話しておきます。
No title * by トシヒコ
> リク です。さん
やはり、疲れたばかりではつまらないですからね~
やはり、疲れたばかりではつまらないですからね~
No title * by トシヒコ
> nadeshikokobutaさん
okusanさんは71歳過ぎですからね・・・・
信じられません。
okusanさんは71歳過ぎですからね・・・・
信じられません。
No title * by トシヒコ
> step1248さん
いや~
ほんと、一人だったら絶対に行きません。
いや~
ほんと、一人だったら絶対に行きません。
No title * by トシヒコ
> barabararingoさん
30年の時間の流れはかなりなものでしょうね~
昔の姿を見てみたいです。
30年の時間の流れはかなりなものでしょうね~
昔の姿を見てみたいです。
No title * by トシヒコ
> keiさん
あ~
そうだったんですね~
訂正しておきます。
ありがとうございました。
あ~
そうだったんですね~
訂正しておきます。
ありがとうございました。
No title * by ジョリー
渡渉に急登に急降下、ワイルドですね。
終えたあとの充実感は高かったのではないでしょうか。
終えたあとの充実感は高かったのではないでしょうか。
No title * by トシヒコ
> ジョリーさん
充実感というより疲労感が大きかったですね~
次の日は膝ががくがくでした。
充実感というより疲労感が大きかったですね~
次の日は膝ががくがくでした。
No title * by yali3180
面白そう~~♪ 葉が落ちて、明るくなったこんな林の中いいですね~~(^O^)/
女性は、傷物になりますか~(^◇^)
でも、いいじゃん!!こんな楽しそうなとこ^^
女性は、傷物になりますか~(^◇^)
でも、いいじゃん!!こんな楽しそうなとこ^^
No title * by トシヒコ
> yali3180さん
そうですか。
楽しいということは最高ですからね~
そうですか。
楽しいということは最高ですからね~
それにしても休憩中の写真の仲間は距離が空きすぎ^o^
仲が悪いのか喧嘩したのかな?( 笑 )
失礼しました^o^