2019-07-27 (Sat)
19:20
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一般的には、国設坊平キャンプ場から蔵王連峰の主峰である熊野岳へ登る時の通過点でしかない中丸山1562m。
今回は、キャンプ場の手前で蔵王ラインとエコーラインの分岐から蔵王ライン側に入り南蔵王橋手前から右折し、林道を進んで終点の所から歩くコースの紹介です。
駐車場の対岸にはまだスカシユリが沢山咲いていました。
8:30 駐車場発
南蔵王橋から林道を300m入ってくると数台駐車可能なスペースが有り、ここで車はストップです。
登山道は、年2回ほど刈り払いが行われとても歩きやすいコースとなっています。
8:40 東屋
杉林を抜け、ブナを中心とした落葉樹の林へと入る境目に東屋が有ります。
ミミブサタケ?
登山道わきに何やら不思議なキノコ発見!
あとでネットで調べてみたらとっても珍しく、イタリアと日本で発見されているだけだとか・・・・
このキノコの特徴は
棒で突くと鯨が潮を吹くように勢いよく胞子が噴出してくるんです。
動物が踏んだ時に、毛皮に胞子を吹き付け遠くまで運んでもらうように進化したものでしょうか。
登山道は、斜面を大きな七曲りで登って行きますが、途中大きな石がゴロゴロし、きれいに苔むした所が有り、お寺の参道の様でとっても奇麗でしたよ~
9:00 坊平キャンプ場到着
斜面を登りきると平坦な道へと変わってきて、坊平キャンプ場のトイレなどが見えるようになります。因みにこのトイレは7月26日現在は使用禁止でした。
9:30 仙人沢への分岐
キャンプ場脇の道路をしばらく歩いてくると、仙人沢への分岐が有ります。
キャンプ場宿泊客等多くの場合、ここから中丸山を経由して蔵王連峰の主峰である熊野岳に向かい、往復するか周回するかとなる分岐です。
9:40 仙人吊り橋
分岐から10分弱九十九折で下ってくると、仙人吊り橋に到着。
この吊り橋の中間で下を見るとかなりの高度感を味わうことができます。
因みに、この吊り橋はしっかりしているので揺れません。
不動滝でしょうか?
この登山道では二つの滝を見る事ができます。もう一つは糸滝かな?
中丸山直下
この先が山頂です。
仙人吊り橋からのこのコースは、緩やかな九十九折で登ってきますが、ブナ林の中を50分登りっぱなしなので結構疲れます。木々が低くなり木道になって山頂っぽい姿が見えたら間もなくです。
10:30 中丸山山頂
所要時間 2時間
山頂には標識と木道が広くなっている休憩場所が有るだけ。
ただ、風景はちょっと移動しながらだとかなりの展望が望めます。
正面奥に見えるのが熊野岳で、ここから1時間ほどで着くことができますが、何度か行っているコースなので今回はここで引き返しです。
12:40 駐車場着
往復所要時間 4時間10分(昼食込み)
このコースはあまりメジャーでないのと平日で、3名一組のグループしか会いませんでした。
今回の概要です。
できれば、熊野に行ってお釜を見た後、お田の神園地の高山植物の群生を見ながら坊平キャンプ場に帰って来る周回コースがお勧めなんですが、夏場は特に体力のある方でないとちょっときついかもしれません。
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Last Modified : 2021-02-18
坊平からしか分からなかったのでこのコース山頂まででなく散策程度にキャンプ場まででも歩いてみたいです。