2021-01-22 (Fri)
20:09
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山形神室には笹谷峠からハマグリ山~尖山~山頂とその往復が一般的ですが、今回は尖山から西に延びる尾根を使う周回コース調査に行ってきました。
詳しい情報を教えて頂いたのが、山の師匠である丹野さん。この情報が無ければ絶対遭難したと思います。
8:50 笹谷インター東の駐車場発
笹谷インター東の駐車場(15台は駐車可能)をスノーシューを履いて出発します。
9:00 林道入り口
笹谷峠の旧道を主に歩いて来ると笹谷古道の看板と「5番のカーブミラー」が有りますので、ここから林道へと直進します。帰りはオレンジの実線の古道を下ってきました。
林道に入ってすぐに橋を渡り進んでくると杉林になり、さらに進むと雑木林に入っていきますが林道の道型がしっかりしているので分かりやすいです。
9:10 渡渉点
林道の終点に二つの川が合流する所が有りますが、右側の川を渡って二つの川の間の尾根を登って行きます。
渡った所には小さな山神様の石碑が有りました。
以前?は、ここに道が有ったのでしょうね~
最初は杉林の中ですが、途中からは雑木林へと変わっていきます。
最初はさほどでもなかった斜面が、だんだん急角度になってきて、↓こんな感じへと変わっていきます。上に行くと行くほど急こう配になってくるんです。
9:35 尾根どまり
下ってくる時は、ここで急に尾根が無くなり、人間で言うと鼻っ先の様な所に出ます。最終的にここが一番急斜面。ここの降りる方向を間違わないでください。
9:50 平坦地
どんどん登ってくると、急に広大な平坦地が広がっている所に出ます。
広大な平坦地なので踏み跡が無いと、どの方向へ降りればいいのは分からなくなってしまいますが、ピンクのテープが有るのでこの位置を見落とさない様注意してください。
平坦地の南側は急に切れ落ちているので、滑落しない程度に距離を保ち縁歩きをしないと絶対降り口は分からないと思いますので、下る場合は注意してください。
緩斜面の低木帯を登ってくると、突然目の前が開け絶壁となっています。
ここは、ハマグリ山側から見ると崩れ落ちた赤茶けたガレ場となっている所と思われます。ここは左に進みます。霧で視界が悪いと方向感覚がなくなるんですよね。
裸の尾根は風で雪が全く無い所が有ったりします。
自然の恐ろしさを感じますよね・・・
天気が良いと方角や全体像が分かるんですが、意外と平坦で視界も効かないと自分の位置が良く解らなくなります。山形神室を目指したんですが、風が強く視界も悪いのでGPSで尖山を確認し向かいます。
10:30 尖山山頂1241m
所要時間 1時間40分
山頂に尖山の標識が有りました。夏道のイメージだとこんな所に?
と言った感じですが、山の感じが夏と冬では大分違うので助かります。
10:50 ハマグリ山 1146m
尖山山頂直下は激下りなのでスノーシューでは困難でありカンジキに履き替えます。つぼ足でも可能です。
激下りを通過したら再度スノーシューに履き替え、2つの急な岩場を登り返すとハマグリ山山頂です。
11:20 笹谷駐車場
ハマグリ山からは夏の場合は、平たんな丘歩きというイメージですが、冬は意外とアップダウンが有る事が分かります。
最後の斜面は木々が少なく、しかも広いので視界が悪いと笹谷駐車場の方角が分からなくなるので、これも注意が必要です。
11:50 駐車場着
周回所要時間 3時間
今回は、天気予報が11時頃雨雲が通過する予報だったので急ぎ足て回ってきました。
今回周回したコースを国土地理院の地図に手書きしてみました、
今回登りに使ったコースは、山形神室から駐車場に来る場合はかなり近道になって来ると思いますので、案内人がいる場合はこちらのコースをお勧めします。
今回は時計回りで歩きましたが、左回りで利用するのが理想だと思います。
単純に往復だと面白くないですからね~
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Last Modified : 2021-01-22
https://haijitaga.blog.fc2.com/blog-entry-953.html
10年前なら案内してと言えたけど(笑)