2021-02-28 (Sun)
19:45
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上山市から宮城県の七ヶ宿町に抜ける金山峠。その東側に蓬沢山975mが有りますが、丹野さんの案内で行ってきました。
7:30 金山集落発
金山集落は現在廃村になっているんですが、除雪最終点に車を停め、金山集落より羽州街道金山峠の古道を歩いて行きます。
羽州街道は3,8mの道幅が有ったそうで、今もボランティアを募って毎年整備しているため歩きやすい古道になっているんです。
今回は古道途中から尾根に入っていきます。
オレンジ色の実線は帰りに街道を降りて来た時の道を表しています。
8:20車道から更に山に入る
急な尾根筋を登ってくると、現在の金山峠の車道(冬期間閉鎖)に出ますが、22番カーブミラーの先から更に斜面を登って行きました。
8:40 尾根
急斜面を這い上がってくると、ようやくなだらかな尾根に出ました。
ここからはしばらくなだらかな尾根歩きが続きます。
なだらかな尾根歩きが続きますが、またまた急峻な斜面登り。
そのあとのご褒美に蔵王連山の素晴らしい展望が現れます。
間もなく山頂という所からは、雪庇が張り出し歩きやすい斜面となってきます。
9:50 山頂着
所要時間 2時間20分
山頂からは北側の山並みが見えますが、丁度蔵王の地蔵岳から北へ竜山辺りまでの光景でしょうか。また、葉っぱが落ちている今の時期は濃い枝越しに飯豊連峰なども見る事ができます。
風景を堪能した後は南側の斜面を降り、金山峠を目指します。
こちらは登ってきた尾根とは打って変わって、なだらかでとっても歩きやすい尾根筋でした。
10:30 分岐
なだらかな尾根をルンルン気分で降りて来ると、尾根が二つに分かれていますので右側に降りていきます。
10:40 尾根分岐
尾根伝いにしばらく降りて来ると、更に尾根が分かれているので右側に進みます。(二つの分岐とも、なだらかなので分かりずらいので注意です)
下ってくると突然尾根が現れると言う感じで、入り口が分かりづらい尾根に取り付きます。
途中一ヵ所尾根が分かれている所が有りますが、直進します。
すると、今までの奇麗だった尾根歩きが一変!
藪を下ることに・・・
11:10 金山峠不動尊
不動尊浦は結構急なんですが何とか降りてきました。
この不動尊は、江戸時代の参勤交代で秋田の殿さまから寄進されて、西羽州13班の大名がここを通ったそうで、そのお礼に秋田の殿様から寄進されたそうです
不動尊から20m降りて来ると金山峠到着
冬期間閉鎖のため車は通れません。赤枠はそれぞれの目印の看板です。
峠から直ぐ羽州街道へと降りていきます。
赤四角は金山峠の説明文です。
降りてすぐ、七曲りで下っていきます。
七曲りを過ぎると幾つも橋が有りますので、おっかなびっくりしながら渡って歩いて来ると、途中お茶屋さんなど、旅人の疲れをいやした場所が有ったり歴史感がたっぷりある街道です。
今回歩いたコースを手書きしました。
12:00 駐車場着
周回所要時間 4時間半
登りは急斜面を4ヵ所で、中級者向けでしょうかね~
下りは、最初なでらかで皆さんに絶対お勧めしようと思っていたんですが、金山峠近くになってくると藪で急斜面が続き、こちらも中級者向けへと変化してきました。
念願叶った蓬沢山。案内して頂いた丹野さん本当にありがとうございました。
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Last Modified : 2021-02-28