2021-03-01 (Mon)
20:19
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高畠町の小湯山800mに行ってきました。
小湯山と言えばなんといっても凝灰岩で出来た、奇岩怪石とその洞窟に安置された487体の石仏でしょうか。場所は上山市の柏木トンネルを抜け、高畠側にしばらく下って行くと山崎と言う集落に出るんですがそこから西側に入っていきます。
入って間もなく前方にかっこいい小湯山が見えてきます。
8:50 駐車場発
小湯山 大師岩・キャンプ場入口や駐車場の看板が有りますが、駐車場は雪で1台分位しか現在は有りません。
入って行くと直ぐに左手にはトイレ。正面には石仏の案内板が有ります。
登りは左側から行って帰りは右側から降りてきました。
キャンプ場に有る説明版です。
左側にある大岩
この中に二見ヶ浦なる物が有るんですが、この周辺に有る岩がバカでかいのばっかりで驚かされます。
散策路に入って行くと九十九折で登って行くんですが、山形百名山に漏れたためかここ数年間は道刈りがされておらず、夏場は藪っぽくなっていると思います。
烏帽子岩?
岩の上に建つと一気に展望が開け、向かい側には下山に使用した散策路が稲妻状に出来ているのが分かります。
9:20 二見ヶ浦?
ここからの岩が巨大です。いったいどれくらいあるんでしょうか?
全体が見渡せません・・
我が写真では全く迫力や大きさが伝えられないのが残念・・・
9:30 散策路から外れ、小湯山へ
散策路の中間点付近から小湯山に向け急斜面を登って行きます。小枝につかまりながらようやく尾根に到着。
尾根を登って行くとマンサクが咲いていました。
え~~~~!
山形でもマンサクが咲いているんだ~って超ビックリでした。
9:55 620mピーク
620mピークに到着すると、二方向へ下る尾根が有りますので、ここは右側に降りていきます。(よく見ないと分かりずらい感じがします)
正面の山が目指す小湯山です。
尾根歩きで登って行きますが、登山道は無いので所々残っている雪庇をうまく使って登ってくると、ようやく山頂が見えてきました。
でも、ここからが難所なんです・・・・・
大きな岩がゴロゴロしていて、いたる所に雪の下が空洞になっているため踏み抜きを連発。
尾根歩きには驚くほど沢山の熊棚が有ったので、もしかしたら熊さんの寝どこがどこかに有るかもしれない・・・・
熊さんの眠りを邪魔しないように静かに祈りながら登って行きました。
山頂直下に素晴らしい展望台が有りました。
東側の蔵王連峰が奇麗に見渡せ、昨日登った蓬沢山や熊野岳などが奇麗に見渡せました。
10:40 山頂着
所要時間 1時間50分 (石仏を見ながらの所要時間です)
山頂には何もなく、木々に覆われているため夏場は何も見えないと思いますが、葉っぱが落ちると木々の間から飯豊連峰や朝日連峰等が見渡せます。
大変失礼ですが顔を出させて頂きました。
どこかの山で、こんな顔と会ったらお声がけください。
猿の足跡?
生まれて初めて猿と思われる足跡を見ましたので、記念にアップしました。
赤ちゃんの様な手形がはっきり残っているんですよ~
もしかしてリトル山男?
帰りは、最初に尾根に登ったところまで戻って散策路を降りてきました。
11:35 大師岩?
これは大きくて、全体は撮れませんがちょっと見上げた感じで撮ってみました。
幾つもの岩の洞窟に、こんな感じで487体もの石仏が安置されているんです。
12:00 駐車場着
周回所要時間 3時間10分
今回は、石仏群の見学と登山を併用しましたが、登山だけだともっと短時間で出来ると思います。
今回歩いた概要を手書きしてみました。
山に登る時は2月中旬だと雪庇を利用して登る事が出来るので、もっと歩きやすいかと思います。
逆に葉っぱが出だしてくると藪がきつい感じがしました。
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Last Modified : 2021-03-01
どう見たって、人間の手ですよね。