2021-04-08 (Thu)
07:51
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R3,4,6 月山山麓の県立自然博物園周辺には沢山の湖沼群が有りますが、それらの主なものを冬季限定コースで散策してきました。
9:10 駐車場発
志津温泉西側の通行止め箇所に車を置き歩いて行きます。
翌日の4月7日時点で通行止め解除されたそうです。(涙)
9:30 ネイチャーセンター
車道を歩いてネイチャーセンターまで来たら建物周囲を除雪作業中でした。
ネイチャーセンターからすぐ尾根に登って行きます。
※今回の目的の一つに石跳川沿いに歩くのは春先は雪崩や滑落の危険があるため尾根伝いに歩くコース調査も有ったんです。
10:20 周回沼
冬季限定で、周回沼の南側からの撮影です。いつもだったら野鳥観察小屋側からしか見られないこの沼ですが、反対側から見るのもなかなか新鮮味が有っていいものでした。
周回沼周辺を色々散策した後は、これも冬季限定で丸森山1015mの山頂を目指します。雪庇が有るので登りやすいルートでした。
10:50 丸森山山頂
なだらかで、途中からの東側の展望や周回沼周辺の状況、そして湯殿山の神々しい山並みなどが堪能できるいい山でした。
11:00 大門海沼
丸森山から北側になだらかな斜面を降りて来ると、ネイチャーセンターから月山スキー場のリフト乗り場方面に行く分岐が有るんですが、そこの大門海沼到着。
ここで、沼が解ける時にできるお尻の穴(ヒップホール私が命名)が見られたんです。これはなかなか見られないんですよね~
※リュウキンカ広場で見た巨大なヒップホールが忘れられません。
11:25 春木戸跡の橋
木製の橋が架かっている所ですが、厚い雪で覆われ橋は全く見る事が出来ません。ただ、渡った後、僅かな距離が急斜面となっています。
11:45 ブス沼
春木戸跡からなだらかなブナの原生林を歩いて来ると、広大な平地に出ますが、ここがブス沼。流石にここまで上がってくると湖面は雪の下でした。
12:00 カワクルミ沼
ブス沼からカワクルミ沼までは一直線に降りてきます。
この沼の特徴としては水が奇麗だと言う事。湖底から沸いてくるんです。
東側の陥没地点
カワクルミ沼は細長いので、東側には直径20m位の大きな陥没地点が見られました。かなかな面白い光景なのでここで昼食。
12:40 リュウキンカ広場
カワクルミ沼から流れる川沿いに降りて来るとリュウキンカ広場です。
ここは意外と湿地帯が出ていてリュウキンカが数株とミズバショウが咲いていました。以前、ここで見たヒップホールが大きくて大感動したのが忘れられません。
咲き始めたリュウキンカ
ミズバショウ
13:00 皮松谷地
リュウキンカ広場から直角南側に平坦地を歩いて来ると皮松谷地。この周辺での最大の花園です。本来は花園越の湯殿山や月山の展望が良いんですがね~
4月6日現在では開花している花はリュウキンカが数輪だけで、その他は殆んどありませんでした。最盛期はこの広い湿原に次々に咲き乱れるんですがね・・・
13:20 下皮松谷地
今回の、最大の目的である下皮松谷地調査達成です。
想像以上の大きさに大感動!
残雪の影響で皮松谷地からの水路が分からず、うろうろして今回も諦めかけた時、がやっと発見できた時は小躍りしましたね~!
東側の開口部
ロケーションも規模も想像以上!
よくぞ顔を出していてくれました。
あと数週間後には雪も解け花々も咲きだすものと思います。
14:00 名前不明の沼
下皮松谷地から昔の六十里街道に沿って、どんどん下ってくると二つの池が有ります。一つは小さくてようやく一部が顔を出した程度。
もう一つは↓大き目で外輪が分かるまで溶けていました。
14:15 車道着
前回来たときは、この看板に易々と手が届いたんですが、2mほど雪解けが進んだようでした。
14:30 駐車場着
周回所要時間 5時間20分
15分ほど車道を歩くと駐車場着です。翌日からは通行止め解除されたので志津野営場駐車場まで車で行けるため、往復40分は短縮できそうです。
今回はルート調査を兼ねての時間なので次回からは1時間は短縮できるかも。
ルートの概要を手書きしました。
今回のルートは危険を冒さずに春木戸跡まで行けるルートなのと、山頂まで行かなくても初心者でも歩けるのでお勧めかと思います。
ただ、周回湖から丸森山までは今後雪が少なくなると歩けないので、野鳥観察小屋側からの迂回で行くことになろうかと思います。
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Last Modified : 2021-04-08
初めまして
雪景色だいすきなんです。
雪解けに水の流れに咲く 水芭蕉も好きで何度も見にいきました。
心が現れる感じがします。
また寄せていただきたいので プロ友申請させてくたぜさぃね。