山形の山や自然を写真で紹介。

主に登山道口を写真を使って分かりやすく紹介している他、秘湯や渓谷、日常の生活などもアップしています。

TOP >  東北以外の山 >  八ヶ岳美濃戸口周回登山2日目

八ヶ岳美濃戸口周回登山2日目

前回は美濃戸口~仙人小屋~阿弥陀岳~赤岳~赤岳展望荘宿泊までを紹介しましたが今回は横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉~やまのこ村までを紹介します。
 1日目の報告はこちらをクリックしてください。

四時頃だったでしょうか自動で展望荘内の電気が一斉に点灯し、外を見ると綺麗に朝焼けが見られ今日の素晴らしい山行が期待されます。
富士山も、とってもくっきり見る事が出来ました。
IMG_0267_202309220805272ca.jpg

5:25 幻想的な日の出
 太陽が顔を出した時も綺麗だったんですが、顔を出し切った時点で見られたとってもふくよかで幻想的な御来光。
 こんな感じの御来光は初めてかも。
IMG_0281.jpg

西側を見ると槍ヶ岳を含む北アルプスが見えました。
IMG_0290.jpg

6:20 赤岳展望荘出発
 最高の天候に恵まれ最高の気分で出発です。
 赤岳の左側奥には最高の形で富士山も見送りをしていてくれました。
IMG_0296.jpg

6:30 地蔵の頭と言う分岐
 地蔵尾根を登った所にある地蔵仏。地蔵尾根を登るのもかなりきつそうでした。
 地蔵の頭は展望荘を出て間もなくにあります。
IMG_0300_20230922080533b17.jpg

横岳への行程は岩また岩の連続でスリル満点。今回のコースの最難関でしょうか。鎖や梯子がいくつも有り気が抜けません。
IMG_0302_20230922080534fe9.jpg

ご一緒して頂いた方に言わせると梯子は歩き易い場所なんだそうです。
左は登り用、右側は下り用の梯子です。
 なので、ここは登りやすい所と言う事ですが・・・・
IMG_0318.jpg

7:15 三又峰(横岳)2825m
 杣添尾根コーストの分岐の所にヤマップでの横岳山頂の表記。なので記念撮影。
 富士山や赤岳が綺麗に見え、ここから先のピークを2つ越えたところに最高峰の2830mの奥の院がある事が後で判明。
IMG_0320.jpg

よくこんな所に登山道を作ったものだと感心してしまいますが、↓の写真に3名の登山者が見えますでしょうか? 
 チェーンや梯子、三点支持でゆっくり移動します。
 ちょっとした気の緩みが大事故に繋ってしまうとってもスリリングな場所です。
IMG_0328.jpg

横岳の険しい尾根歩きが過ぎると急になだらかな稜線歩きへと変わっていきます。
容量制限で割愛しましたがコマクサの群生帯もあるんですよ~
IMG_0333_20230922080541b25.jpg

8:20 硫黄山荘着
 ここにはコマクサ神社も有ったりしますが、ここで飲んだコーラ500円がとっても美味しかったな~!
IMG_0335.jpg

8:50 硫黄岳爆裂火口
 硫黄岳山頂標識手前から爆裂火口を見に火口の縁を途中まで歩いてきました。
 大自然の計り知れない脅威を感じることが出来る場所です。
 山頂に居る沢山の人が点にしか見えません。
IMG_0344.jpg

硫黄岳山頂
 山頂は大変なだらかで広く、多くの人が休憩をしていました。また、展望も素晴らしい物が有ります。
IMG_0345.jpg

硫黄岳からの展望
 昨日から歩いてきた山々が見渡せました。
IMG_0340_20230922080543d26.jpg

俯瞰で見る赤岩の頭
 下山時にオーレン小屋方面の分岐や赤岳鉱泉への分岐が一望できる場所がありました。
IMG_0353_20230922080548f6b.jpg

10:40 赤岳鉱泉着
 赤岩の頭からオオシラビソの樹林帯をなだらかに九十九折で降りてくるとようやく山荘です。とっても大きな赤岳鉱泉山荘。ここでトイレ(100円)をお借りして休憩し、その後広いテント場の間を抜けて更に下山します。
 IMG_0366.jpg

11:50 車道着
 いくつもの橋を渡りようやく車道へと着きました。
 ただし、一般車はここまでは入って来ることが出来ないようです。
 MAMMUTの車が一台。
IMG_0387_202309220805510dc.jpg

長い車道歩きですが、チャンプさんが迂回路に誘導してくれました。この誘導路は注意していないと見逃し、大きく無駄な車道歩きになる他、今までに一番の苔の芸術風景を見逃しますので是非お勧めの場所です。
 やっぱり、その感動も我がテクニックではお伝えできないな・・・
IMG_0398.jpg

12:20 最初の分岐着
 南沢と北沢の分岐ですが、行くときには南沢から行者小屋へ行ったコースです。
IMG_0399.jpg

12:33 やまのこ村着
 チャンプさんが駐車場を予約していてくれたお陰でここから車で帰ることが出来ますが、同じ休憩をしていた登山者は美濃戸口がいっぱいだったので、更に5キロ下の駐車場へ誘導されたとか。なので、ここからタクシーに電話をして美濃戸口に迎えに来て貰いそこから2,000円で駐車場へ帰るとか・・・・
 今回、いかに下準備が大切かを実感させられた山行でした。
IMG_0160出発

誘って頂いたチャンプさん・めぐみさん本当にありがとうございました。
大感謝します。

ヤマップの軌跡はこちらをクリックしてください。

スポンサーサイト



Last Modified : 2023-09-22

No Subject * by チャンコナベ
幻想的な日の出。。。
富士山・赤岳を背景に撮られた写真。。。
硫黄岳からの展望など、どれもこれも素晴らしくて
見入ってしまいました


Re: チャンコナベ 様へ * by トシヒコ
なんとなんと!
いつも涙が出るような嬉しいお言葉ありがとうございます。
今後も少しでもレベルアップするよう頑張っていきますのでよろしくお願い致します。

No Subject * by 福島かんたん滝めぐり
う回路の苔の写真にすごく興味があります。場所をご教示いただきますと助かります。
今年の夏は山は登りませんでしたが、八ヶ岳の南沢の苔の森に行ってきました。最近苔に凝ってるんです。
あ、それからFBの「いいね」ありがとうございます。

Re: 福島かんたん滝めぐり 様へ * by トシヒコ
赤岳鉱泉から登山道を下ってくると立派な橋を渡ると車道になるんですが、左側に小さな祠がある場所を過ぎ少し下ってくると車道から5m位離れた木に迂回路の看板があるんです。高さも5m位の所に設置してあり、車道に有るのではないので分かりにくいんです。
 ここを見逃すと大きくUの字に歩くことになります。

No Subject * by 福島かんたん滝めぐり
忙しいところありがとうございました。

Comment-close▲

コメント






管理者にだけ表示を許可

No Subject

幻想的な日の出。。。
富士山・赤岳を背景に撮られた写真。。。
硫黄岳からの展望など、どれもこれも素晴らしくて
見入ってしまいました

2023-09-22-20:59 * チャンコナベ [ 返信 * 編集 ]

トシヒコ Re: チャンコナベ 様へ

なんとなんと!
いつも涙が出るような嬉しいお言葉ありがとうございます。
今後も少しでもレベルアップするよう頑張っていきますのでよろしくお願い致します。
2023-09-24-06:17 * トシヒコ [ 返信 * 編集 ]

No Subject

う回路の苔の写真にすごく興味があります。場所をご教示いただきますと助かります。
今年の夏は山は登りませんでしたが、八ヶ岳の南沢の苔の森に行ってきました。最近苔に凝ってるんです。
あ、それからFBの「いいね」ありがとうございます。
2023-09-24-20:16 * 福島かんたん滝めぐり [ 返信 * 編集 ]

トシヒコ Re: 福島かんたん滝めぐり 様へ

赤岳鉱泉から登山道を下ってくると立派な橋を渡ると車道になるんですが、左側に小さな祠がある場所を過ぎ少し下ってくると車道から5m位離れた木に迂回路の看板があるんです。高さも5m位の所に設置してあり、車道に有るのではないので分かりにくいんです。
 ここを見逃すと大きくUの字に歩くことになります。
2023-09-27-17:53 * トシヒコ [ 返信 * 編集 ]

No Subject

忙しいところありがとうございました。
2023-09-29-17:10 * 福島かんたん滝めぐり [ 返信 * 編集 ]