3月9日 山形と宮城県境にそびえる「雁戸山」に行って来ました。
夏場は笹谷峠まで車で行けるのですが,冬季間は閉鎖され山形自動車道関沢料金所東側までしか行けませんので,そこに車を置き,昔の笹谷街道跡を歩いて峠まで1時間弱。
そこから,カケスヶ峰経由前山を通って「蟻の門渡り」までの直登歩き。所要時間1時間少々。
このコースは冬場のみのコースとなり,直径20センチほどのブナ林の中を,今の時期ですとカンジキ無しで歩いていくことが出来ます。
最初の写真は,関沢料金所付近の駐車場です。
ここからは,しっかり足跡が付いていますので,笹谷峠までは迷うことはありません。
2枚目の写真は,笹谷峠の駐車場を右に200mほど登った所に有る「八丁平の六地蔵」です。
昔,八丁平は平坦なので,よく迷ったりしたため道案内用に直線状に設置してあるそうです。
雁戸に登る場合は,地蔵山に関係なく真っ直ぐブナ林の中を山頂目指して進むことになります。
3・4枚目の写真は,カケスヶ峰からの「山形神室・大東岳」等の山々です。
ここまで来ると朝日連峰・飯豊連峰・月山 葉山・鳥海山などロケーション抜群です。
5枚目の写真は,手前に「蟻の門渡り」と奥の「雁戸山」が映っていますが,多くの人はここで引き返して生きます。
蟻の門渡りは,痩せ尾根で急だからです。万が一滑り落ちたらあの世までまっさかさまです。
したがって,アイゼンとピッケルは必需品となります。
最後は,雁戸山山頂の写真です。
山頂付近に人影があると思いますが,山頂まであと10mくらいの所ですが,ここからがとても雪が硬く急なので,あえなく敗退してきた場所です。
超ビビリましたよ~。アイゼンは持っていったのですが,ピッケルが無かったからです。
残念!!!!!。
Last Modified : 2019-06-10